ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平46本塁打に、31本塁打松井秀喜が思わずイラッ。

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巨人OBで、メジャーで活躍した松井秀喜氏(47)と上原浩治氏(46)がNHK「サンデースポーツ」で対談、レギュラーシーズンを終えたエンゼルスの大谷翔平投手(27)について語った。上原氏が「46本塁打」と話を向けると、松井氏は、一瞬沈黙しイラッとしたかに見えた。間を置いて「パワー、飛距離は今までの日本人にいなかった。レフトにも大きいの打つ、彼の最大の魅力かなと思います」と逆方向への長打力を褒めた。松井氏が思わずイラッとしたように見えたのは自らのメジャー本塁打記録31本を大きく上回る46本塁打を記録した大谷翔平のパワーに正直驚いたからに他ならない。日本のプロ野球では本塁打王として君臨した松井氏でも、メジャーの球には苦戦を強いられ、パワーヒッターから中距離ヒッターへとスタイルを変えざるを得なかった苦い過去がある。しかし、大谷翔平は松井氏が褒めたように、その日本人離れしたパワーで飛距離を生み出し、松井氏には不可能だったホームランキングを争うまでに大きく成長した。大谷のこのパワーは、日頃の筋力トレーニングのタマ物なのだ。自分の体重の2倍以上ある約225キロのバーベルをデッドリフト (背中を丸めず)で持ち上げている姿が話題になったように大谷はメジャーで通用するパワーを筋力トレーニングで生み出している。かつて大谷選手は「野球で出来ることを増やしたいから、筋力トレーニングをする」と語ったが、その成果が、日本人離れしたメジャーでホームラン王を争うまでのパワーを生み出したと言えるだろう。松井氏が「46本」と聞いて思わずイラッとしたのは、大谷がしているような筋力トレーニングを現役時代にしなかった「自責の念」からと思われる(笑)