ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「僕の人生、野球で言えばまだ7回裏」みのもんた77歳。

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2020年春に、日本テレビ『秘密のケンミンSHOW』を降板し、21年春には全てのテレビ番組の出演を終了したタレントのみのもんた氏。12年の5月に妻をがんで亡くし、以来、神奈川県・鎌倉の家でひとり暮らしの毎日だ。数年前からパーキンソン病を患い、当初は、「何でこんな病気に」と思ったりもしたが、歳をとれば一定数の人がなる病気だと聞き、いい状態を少しでも長く保てるよう努めながら、病気と付き合っていこうと決めたという。この8月で77歳になり、「自分は元気だと信じ、気合を入れて己を鼓舞すればまだまだやれると思っていても、無理なものは無理、抗えないこともある」と語る。現在の自分の立ち位置についてみのもんた氏は「体力は70歳の時よりも確実に衰えているし、時にうつのような気分になることもある。だけど人生を僕の好きな野球にたとえるならば、77歳の僕の人生は、まだ7回裏くらい。野球では8回表で大量得点もあるし、9回裏のサヨナラゲームだってある。つまり終盤戦も見逃せない。 たとえそれがヒット1本であっても、「まだまだこれから」と気持ちは高揚し、その後の人生も活気づく『最後まで捨てちゃいけないよ、人生は』ですよ」と前向きに語っている。長いタレント人生を視聴率と闘ってきたみのもんた氏、『喜寿』を迎えてなお「一発逆転のドラマもありうる」というそのポジティブな発想には、まさに脱帽である。