1969年公開のアメリカ映画「明日に向って撃て!」の主題歌。Raindrops keep falling on my headの歌い出しで始まる名曲「雨にぬれても」は、雨の降り初めにデパートの店内放送でBGMとして良く流されていて、ご存じの方も多いはず。この曲を 52年前に作曲したのが アメリカを代表するシンガーソングライター「バート・バカラック⬆」、93歳の今もなお現役だ。彼が 昨年92歳で作曲したBELLS OF ST.AUGUSTINE(ベルズ・オブ・セント・オーガスティン)をカヴァーしたのが日本ポップス界を代表する歌手郷ひろみだ。NHKBSの番組「The Covers」に出演した郷は、93歳で今なお作曲を続けるバート・バカラックに感嘆しきりの様子だった。しかし、バカラックの元気エピソードはこれだけではない。昨年4月に東京・大阪・横浜で公演予定だったビルボードライブに92歳のバカラックは来日を予定していたのだ。コロナ禍で中止になったことが惜しまれるが、バカラックは、来日ツアーの前に日本のファンに向けてメッセージ動画を送ってきていた。約20秒の短い動画だが、YouTubeで今でも見ることができる。この動画を見たファンからは「マジかっ!? バカラック爺、4月に来日するって!」の声も挙がったほど。昨年の大統領選挙戦では、「トランプは、胃酸の逆流、消化不良、眠れない夜に適したノイズマシン」と酷評し、その一方で「バイデンは正直。彼は平和で、礼儀正しさを持っている」と評するなど90歳を超えてなお政治に鋭い目を向ける20世紀を代表するヒットメーカー「バート・バカラック」、ボケる様子などこれっぽっちもないスーパー爺 だ(笑)