歌手の和田アキ子(70)がラジオ番組に出演し、お笑い界のビッグタレントであるタモリ・たけし・さんまにある共通点について語る場面があった。「たけちゃん、タモちゃん、さんま…今、頑張っている年寄り、もうじいちゃんやけど、みんなやっぱり博学だし、物知りだね。すごい人たちばっかりだと思う」。続けて「たけし、タモリ、さんま、…別格やね。みんな共通しているのは本が好きなの。本を必ず読んでいたね」と語り、タモリの楽屋は2畳ほどだったが、そのうちの1畳ほどは本棚だったという。さらに「本を読んだほうがいいですよって教えてくれたのは、たけちゃんだし。実はさんまもすごい読書家なの、さんまは海外スポーツを始め、知識がすごいじゃない?ウオーキングしながら本を読んでいるんだって。そういうのを考えると私は勉強足らないね」と打ち明けたのだ。お笑いの世界でビッグなタレントとして君臨し続けるには、博学で物知りでなければならない、とタモリ・たけし・さんまを見ていてそう気づいた和田アキ子。大衆の支持を長年に渡って得続けるには一発ギャグなどその場限りのパフォーマンスだけではすぐに飽きられてしまう、一番必要なのはインテリジェンス(知識)だ、ということを見抜いた和田アキ子もまた素晴らしいタレント(才能)の持ち主と言えるだろう。