ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「スパゲッテイナポリタン」を、イタリア人はナゼ怒るのか。

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日本で生み出されたスパゲッティ「ナポリタン」。茹でたスパゲッティをタマネギ、ピーマン、ベーコンなどと共にトマトケチャップで炒めた料理で、日本人は大好きだ。ところが、スパゲッティの本場であるイタリア人からは激しい拒否反応が起るのはナゼなんだろうか。米国の人気チャンネル「Emmymade」が、日本生まれのナポリタンの調理・実食、歴史を説明した動画を投稿したところ案の定、多くの批判の声が寄せられた。「イタリア人として、パスタにケチャップを使うのは、肉体的な痛みさえ覚えるあるまじき行為だ。だけどそこを抜かせばかなり美味しそうでもある」「ケチャップが投入された瞬間、私の中で何かが壊れた音がした」「スパゲティにケチャップはダメ。もし私がイタリア人のお義母さんの前で作ったら、きっと二度と口を利いてくれない」「ご懸念の通り、イタリア人は怒ってる。これはケチャップスパゲティだ!スパゲティナポリタンとは呼ばないでくれ」「イタリア人は怒る必要はない。だってこれは日本料理なんだから」「私の中に流れるイタリアの血が煮えたぎってる…何でケチャップなんて使うの」「僕はイタリア人だけど、日本の人たちも、これをイタリア料理だとは認識してないんだろうね」。本場イタリアでは、スパゲッティにケチャップを使うなんて有り得ない、トマトソースが定番なのだ。トマトソースと似たようなものと安易にケチャップを使う日本人はイタリア料理の本質を理解していない、というのが彼らの意見。イタリアのトマトソースと違い、口に入れた途端に甘すぎるケチャップ味をイタリア人はどうしても許せないと言うことらしい。