サッカー界のスーパースターでポルトガル代表のエースC・ロナウドがEUROグループステージ初戦を前に、記者会見に臨んだ。すると、席に着くやいきなり目の前に置かれた２本のコカ・コーラのペットボトルをどけ（⬆上写真左）「水を飲め」と水の入ったペットボトルをかざしながらまさかの一喝（⬆上写真右）。大会スポンサーのコカ・コーラ社に迎合する気などさらさら見せず、明確に軽蔑の意を示したのだ。、人一倍食生活に気を遣っていることでも知られているロナウド選手は、昨年、サッカー誌Goalのインタビューで、最善の状態でプレーするために食べ物に注意を払っており、糖分の多い食べ物を避けてアルコールや炭酸飲料は飲まないと答えており、「息子がコーラを飲んだり、ポテトチップスを食べるとイライラする」と明かし、「息子が偉大なサッカー選手になるかどうかは、これからだ」と言い放ってもいたのだ。Instagramフォロワー数約3億人とカリスマ的人気を誇る同選手のこの言動は、EURO2020のスポンサーであるコカ・コーラ社に大きなダメージを与える結果となった。ロナウド選手がコカ・コーラのボトルをテーブルから撤去させた直後、コカ・コーラの株価が下がりはじめ、時価総額が約40億ドル（約4424億円）も下落したというから驚きだ。サッカー界の絶対的エースとして君臨する背番号７は、その飽くなき闘争心でコカ・コーラ社の株価まで下げてしまった、という胸のすくようなハプニングだった（笑）
