エンゼルスの大谷翔平投手が、マリナーズ戦に「2番・DH」で出場。第1打席で8試合ぶりの一発となる先制の16号ソロを放つなど、5打数2安打2打点の活躍を見せた。登板翌日なのに疲れを見せずにチームを勝利に導く打撃を見せた大谷についてジョー・マドン監督も「ストロングで良い状態に見えた」と賛辞を送った。日本では同じ高校出身の“花巻東対決”が注目を集め、大谷が先輩の菊池投手から特大アーチを放った姿に意見を求められたマドン監督は「聞いてみないと分からないが、彼は自分の感情を隠すのが非常に上手いんだ。質問してみても、きっと(キクチに)敬意を払って『素晴らしい投手の速球を打つことができた』とだけ言うに違いないと思うよ」と語ったのだ。さらに、前日の投打同時出場の翌日に2安打2打点と高いパフォーマンスを見せた大谷について、マドン監督は「とても良かった。ショウヘイはストロングで良い状態に見えた」と笑顔で話し「ベンチでは声を出し、ナインを盛り上げる姿もあり、大谷は野球をするのが大好きなベースボールプレーヤーだ。体調さえ良ければ休みなんていらない、といった感じでとても楽しいよ」と振り返った。「大谷は自分の感情を隠す」性格で「体調さえ良ければ休みなんていらない」と監督に思わせてしまう選手、マドン監督は大谷翔平が口にしない「疲労」についてあまりにも楽観視し過ぎている監督だと思いませんか。