ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

25歳の若者ザッカーバーグに200億円投じた億万長者ミルナー。

f:id:gunjix:20210528212717j:plain

ロシア生まれで54歳の億万長者ユーリ・ミルナー氏(⬆ザッカーバーグ氏の右隣り)。彼は、今や超巨大となったいくつものIT企業に、ごく初期のころから投資を行 ってきた人物として有名だ。わずか12年前の2009年にミルナー氏は当時まだ小さなスタートアップにすぎなかったFacebookに目を付けて2億ドル(200億円)を出資し、大きな話題となった。ミルナー氏は米誌『NewYork Times』に対して「当時、おそらく私が、世界でもっともソーシャル・ネットワークのマネタイズ(事業の収益化)に詳しい人間だっただろう」と語っていた。有能な投資家の彼は、事業のマネタイズ予測はもちろんあらたな事業を成功へと導ける創業者であるかどうかを見抜く「眼力」にも優れていた。初対面の25歳のザッカーバーグを見て「彼は驚くほどのみ込みが早い。世界中いろいろな人に会いましたが、彼の学習速度は群を抜いている。起業家として成功できると感じたのは彼の持つ知的好奇心です。もっと言えば、役に立たなさそうなことにも、真剣に興味をもてるかどうか。ザッカーバーグは並外れた歴史好きで、科学への関心も深い。どちらも、フェイスブックの日々の経営に絶対必要なものではありません。しかし、好奇心が強い人は、何にでも興味をもちます。自分の会社の外も含め、物事の仕組みや動き。第一原理に基づいて説明するとどうなるのか、本質を探り出そうとします」と12年前25歳だったザッカーバーグをFacebookを「成功へと導ける人物」であると確信した理由について述べている。