ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「結婚しようが子供ができようが人間は一生孤独よ」とマツコ。

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日本テレビの番組「マツコ会議」、女医の婚活パーティーを中継した中で、「結婚はおろか、友達がいない」という東大卒32歳のエリート女医が、仕事に没頭し、人への興味もなく、孤独に対しても疑問を持たずにこの年になってしまったと不安な心境を吐露。結婚や出産という選択にチェックがつかないまま死んでいくことに最近恐怖を感じているとマツコに打ち明けた。そんな彼女に、マツコは「これまでの間、ご自分のお仕事に邁進して生きてこられたんだから、今は周りの目もあってスゴくきついと思うんだけど、アタシは無理して結婚することはないと思う」と温かい言葉をかけた後に「こんなこと言ったら身もフタもないけれど、結婚しようがしまいが、子どもができようができまいが、人間は一生孤独よ」「絶対的に(自分を)埋めてくれるものの存在なんて無い」と断言したのだ。医者として忙しく働くことで孤独に対して疑問を持たずに来たという女医さんと違って「孤独」と向き合う体験をしてきたマツコは、結婚とか子供を授かることが「自分を埋めてくれる存在とはならない」という事に、ある日ふと気づいたに違いない。「生ずるは独り、死するも独り、共に住するといえど独り、さすれば、共に果つるなき故なり」鎌倉時代の高僧一遍上人の「人は生まれてから死ぬまで、そして結婚しても独りのまま」というこの訓えに、マツコの考えはシンクロしていると思いませんか。