ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「体が重かった」自分のオーバーワークに気付いてない大谷翔平。

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エンゼルスの大谷翔平投手が、アストロズ戦に「2番・投手」で出場した。メジャー3度目の投打同時出場。今季最長7回で10奪三振1失点と好投したが、今季2勝目はならなかった。降板後はベンチに下がらずに右翼手でプレーを続行。4打数1安打で打率.265となった。投・打・外野守備の“リアル三刀流”はメジャー自身初だったが、チームは1ー5で敗れた。試合後のインタビューで自分のピッチングを振り返り「投げ始める前は体が重いかなと思った」と語り、記者から「真っすぐの球速が前回から落ちていたが」と質問されると「単純に今言った通り、体がちょっと重かった。そういう部分かなと思いますけど、軽く投げた割には(ストライクが)いっていた方かなと思います」、さらに体が重かった理由を尋ねられると 「疲れというよりも軽い時差というか、そういう感じのだるさ。昨日もそういう感じかなと思っていた」と答えている。大谷選手は4月は打者として22試合、投手として1試合、リアル投打2刀流で2試合と全25試合に休まず出場、5月は更に増えて全30試合に出場予定だ。7回を投げて10奪三振1失点と好投しても打撃で援護してくれないチームメイト、今季最長7回を投げ抜いた翌日でも「本人の意志」を尊重して打者として使おうとするマッドン監督、大谷は、自分の体を自分で守ることを「最優先」に考えなければ、早晩潰れてしまう危険な状態にあることを誰か注意してあげるべきだろう。