ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

スティーブ・ジョブス25歳「作りたいのは人間の知性を拡げる自転車」。

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2011年に亡くなったApple創業者スティーブ・ジョブズが、25歳(1981年)の時に受けたインタビューの映像がYouTubeで公開されている。ジョブズは友人のスティーブ・ウォズニアックが自作したマイクロコンピュータApple I」を販売するために21歳(1976年)の時に「アップルコンピュータ・カンパニー」を創業した。創業から5年目、25歳でシリコンバレーを代表する企業に急成長を遂げたアップル社の代表としてインタビューに応じている姿だ⬆。当時は、コンピューターが兵器開発の弾道計算や気象学など大規模な用途に用いられていた中で、家庭向けのコンピューター開発を目指した理由について、ジョブズは「例えば、生き物がA地点からB地点に行くエネルギーを測定して種ごとにランキングをつけたら、コンドルが優勝して人間が大負けしたとします。しかし、自転車を使ったら人間が優勝するかもしれません。私たちが作りたいのはまさに、人間の知性を拡張する21世紀の自転車なのです」と説明している。さらに「私たちが目指しているのは、人々が手で持てるような大きさと重さで、もし気に入らなければ窓から投げ捨てられるコンピューターです。つまり、PCは非常に民主的で分散化された物として、人々の生活を豊かにし、人々が好きなことを自由にやれるようにできるということです」と語っている。25歳のジョブスが語った「人々が手で持てる大きさと重さ」のコンピュータiPhone はそれから26 年後、スティーブ・ジョブスの手によって現実のものとなったのだ。