白血病を乗り越えた水泳の池江璃花子(20)が5日、ツイッターを更新。「努力は必ず報われる」という言葉について自身の思いを語った。池江は4日行われた日本選手権兼五輪代表選考会の女子100メートルバタフライで優勝し東京五輪パラリンピック出場を内定させた。レース後には「苦しくてもしんどくても努力は報われるんだなと思いました」と涙ながらに語っていた。しかし、ネット上では「スポーツは才能ありきだろ、普通の人間がどれだけ努力しても池江みたいに速く泳げるようにはならない」「(才能と環境と運に恵まれた人のみ)努力は必ず報われる」「努力は報われるという運命を天から与えられた者の努力は報われる」「才能ある奴が努力するから報われる。才能ない奴は努力しても報われない場合がほとんど」「報われなかった人全ては努力してないって事ですか」など、彼女の意見は「勝者の意見」だとつぶやく人が多かった。あるアスリートが「勝者=報われるという考えだと大半の人の努力が報われていないことになる。正しい努力とは一体何なのか」とツィートすると、池江選手は「どんな人も、努力はしてると思います。ただその努力という定義も難しいな、と思います 。本気で目指してきたことをたとえ達成できなかったとしても、その努力は必ず誰かが見てて、誰かが勇気をもらえるのではないでしょうか」と前向きな言葉でリツィートした。あなたの場合は「努力」というものは、必ず報われると思いますか?