ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷翔平の打率600、ブラッシュボールが無いOP戦だから。

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エンゼルス・大谷翔平(26)が3月23日のレンジャーズ戦で3打数1安打1三振。10戦連続安打で、打率を600とした。ホームランもすでに4本を放ち、完全復調を感じさせる大谷翔平だが、MLB他球団のスコアラーからは大谷のこの活躍に懐疑的な意見も聞こえてくる。なぜなら、他球団の投手は今季、二刀流に復帰する大谷への気兼ねもあって、オープン戦で厳しいコースを攻めてきていないからだという。「大谷が安打にしているのも比較的甘いコースが多く、相手投手からすればシーズン中であれば失投と責められてもおかしくない。オープン戦では本調子でない投手が少なくない。長打がある大谷の状態を把握する意味でも、あえて打ちやすいコースに投げる球団もある。オープン戦のデータを分析して、開幕後は大谷が得意とするコースを避け、内角攻めに徹するはずです。ブラッシュボールも増えるでしょう」とア・リーグのスコアラーは解説する。たしかに、ブラッシュボール(打者を後ろにのけぞらせる脅かし球)を投げられた大谷が腰が引けた状態で打撃をするシーン(⬆上写真)が、昨シーズンはひんぱんに見られた。ブラッシュボールを怖れて踏み込めない為へっぴり腰で手打ちになり、凡打の山を築いてしまう、昨シーズンまでのバッティングを繰り返さないためには、ブラッシュボールを怖れない「勇気」が大谷には必要だ。いよいよ開幕、「一歩前に出る勇気」が大谷翔平の今シーズンの打の命運を握っていると言えるだろう。