ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

三振したメルセデス、なぜ大谷翔平にサムズアップしたのか。

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エンゼルスの大谷翔平投手がホワイトソックス戦でオープン戦2度目の先発登板。初回は無失点に抑えたが、2回はイニング途中で降板して4安打5失点。3回に再びマウンドに上がり、合計で2回1/3を投げて1四球4奪三振6安打5失点と散々の内容だった。再登板した3回1死三塁で8番メルセデスと対戦した場面、フルカウントからの8球目、大谷は外角低めのカーブで空振り三振を奪った。すると、三振したメルセデスは大谷に向ってサムズアップ(親指を立てる)ポーズをしてベンチへと戻ったのだ。これに対して大谷は笑顔で応答。試合後、大谷は「最後の方は力入れて投げていたので、バッターも分かっていたと思いますし、その中で(三振を取った)最後のボールも良かったのかなと思います」と、このシーンについて振り返った。大谷本人が言うように「打たれているのは抜け球か(ストライクを)取りにいっている球なので、そこは注意して投げていければいい。自分のいいボールが打たれていれば問題があると思いますけど、いいボールは打ち取れる、空振りを取れる部分があると思う」と今後のピッチングに自信の程を覗かせた。ところで、サムズアップ(親指を立てる)ポーズは、古代ローマ剣闘士競技で観客が使っていた「敗者を許せ」のジェスチャーがそもそもの由来だというが、メルセデス選手の出身ドミニカ共和国では「侮蔑の表現」としても使われているという。メルセデス選手の大谷選手へのサムズアップは、映像で見る限り「ナイスボール」の意味よりも「そんなピッチングではまた打たれるよ」というポーズに見えたが、あなたはどちらだと思いますか(笑)