ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

40代のアイドルが居る国ニッポンは、やはり12歳の少年なのか。

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アイドルの高年齢化がどんどん進んでいる。歴代のグループを調べると、80年代に活躍したシブがき隊は、解散時の平均年齢が22.3歳と若く、デビューから解散までの活動期間は約6年だった。光GENJIや男闘呼組も平均年齢25歳以下で解散。80年代デビュー組にとって25歳が1つの壁だったと推測される。劇的な変化をもたらしたのがSMAPだ。メンバー5人で活動を続け、解散時の平均年齢は42.4歳。SMAPは90年代にテレビの歌番組が続々消えるなか、各メンバーが俳優や司会など活躍の場を広げて、アイドルの寿命を大幅に伸ばした。この他にもTOKIOやV6、KinKi Kidsなど40代になってもテレビで活躍しているアイドルが目白押しだ。欧米では考えられない40代のアイドルの存在、それは日本人の多くが広く支持してきた「少年の心を賛美した」故・ジャニー喜多川氏の創り出した風潮のためなのだろうか。今から75年前、第2次世界大戦で敗北した日本を占領した米軍最高司令官ダグラス・マッカーサーは「日本は12歳の少年である」と侮蔑したが、日本人が「少年の心」を肯定するという国民性を当時我が国を占領した彼が鋭敏に感じ取ったからに相違ない。戦後すでに75年を経た現代においてなお40代の少年?アイドルが活躍している国ニッポン、マッカーサーが見たらやはり「日本は12歳の少年」のままだと思うだろうか(笑)