ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

井岡一翔が「タトゥー騒動」でJBCをノックアウト。

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昨年大みそかのプロボクシングWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチでタトゥー(入れ墨)が露出した状態で闘った王者の井岡一翔(⬆上写真)に、JBC日本ボクシングコミッションが、「口頭注意」という軽度の処分で済ませることがわかった。JBCのルールでは「入れ墨など観客に不快の念を与える風体の者」は試合に出場できないと定められており、JBCはタイトルマッチ終了後、井岡に何らかの処分を科すと思われたが、軽度の処分で済ました事で井岡一翔が、JBCに「勝利した」形となった。問題の試合をテレビ観戦していた人なら誰でも気付いたはずだが、井岡は明らかにタトゥー(入れ墨)を隠すというより観客に誇示するような形でリングに上っていた(⬆上写真)。この状況についてJBC側は、試合前、JBCスタッフ立ち会いのもと「井岡の左腕にファンデーションを塗って隠す措置を施したが、塗りが薄かった為、時間の経過や汗により薄れてしまった」と弁明したがテレビで見ていた限りでは、途中からではなく試合の最初から井岡のタトゥーはハッキリと見て取れていた。つまり、タトゥー禁止に「抗議」する意味で井岡は、試合前タトゥーを隠すファンデーションを拭ってしまったようなのだ。試合直後、米専門メディア「ボクシングシーン」の取材に、井岡は「タトゥーを隠すのは本当に意味がなく、このルールを廃止したい」と強調し、日本在住の外国人ボクサーには宗教上の理由で容認していることを指摘し「禁止するなら全員禁止にするべきだ」とも主張、「JBCが(タトゥーを理由に)日本で闘うことを禁じるのなら、海外で闘う」と表明していた。確かに今回の寛大過ぎる処分は、「タトゥー問題」に徹底抗戦の構えを見せる井岡の迫力にビビったJBCが、完全にノックアウト負けしてしまった模様である(笑)JBCは、これを期に時代遅れの「タトゥー禁止」ルールを撤廃すべきだろう。