ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

メキシコに完敗、原口元気が嘆く「クォリティ」の差とは何か。

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 森保監督が率いるFIFAランク27位の日本代表が、FIFAランク11位の格上メキシコ代表との国際親善試合に臨み、0−2で完敗した。前半12分、原口がカットインから強烈なミドルシュートを枠内に放つ⬆と、さらに同15分には原口のラストパスからFW鈴木武蔵が1対1の決定機を迎えたが、いずれもGKの好守に阻まれ、さらにこぼれ球を拾ったMF伊東純也のシュートもセーブされた。ラストパスがなかなか合わず決定機を決め切れなかった点について、原口元気選手⬆が、試合後に悔やんだ。「僕のシュートも(鈴木)武蔵もチャンスがあったし、いい時間だった。(ゴールを決め切れなかったのは)僕らの『クオリティー』の部分なので、チームとして素晴らしい入りをしたなか『クオリティー』の部分で前の選手が仕留めきれなかった。チームどうこうじゃない」。メキシコのヘラルド・マルティーノ監督は「前半は明らかに日本が優勢だった。良い攻撃の組み立てを見せ、規律も保たれていた。足りなかったのは日本選手の『決定力』。試合を有利に運んでいる時に結果(ゴール)を出さなければいけないが、我々のGKが良いプレーを見せたことで、(日本の選手は)それができなかった」 と評した。原口選手は「こういう実力がある相手に対して、終わった後は『なんで毎回こうなるんだ』という感情になる。簡単には勝たせてもらえないというレベルの相手だったので、正直、『またか』という感じだった」と語った。格上のチームの前につねに立ちはだかっている目に見えない大きな「壁」、それを突破するには、チームどうこうよりも個々の選手の「クオリティ」=「質」が必要だと、気づいた原口選手。選手の「質」を高めるにはどうすれば良いのか、日本代表森保監督のクオリティ=「質」がいま問われている。