ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

暑さに強いコロナ、仏ヌーディスト村でクラスター発生。

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この夏、最高気温40℃超えの猛暑が続いているフランス。フランス保健当局が、南部の地中海沿いにあるヌーディスト村で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したと明らかにした。現場はヌーディストリゾートとして世界的に知られる南部エロー県のキャプダグド海水浴場一帯。8月17日に38人の陽性が確認されたのを皮切りに、19日にはさらに57人の感染も判明。ヌーディスト村を除く周辺地域と比べ、陽性率は4倍も高い。さらに休暇を終えて帰宅した50人の感染も分かり、週明けから大々的に追跡調査を行うという。フランス保健当局は「非常に憂慮している」と事態の深刻さを訴えている。アメリカの安全保障省科学技術局が行った新型コロナウイルスをステンレス板の上に付着させ、気温や湿度を変化させてウイルスが半減するまでに要する時間を比較した研究では、気温35℃、湿度80%でコロナウィルスは1時間で半減したことから、「コロナは暑さに弱い」とこれまで言われてきた。しかし、猛暑のフランスで起きたヌーディスト村でのクラスター発生は、コロナが暑さに強いウィルスであることが証明された格好だ。全米アカデミーズ(National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine)の専門家会議は、高温多湿が感染者の増加を抑制すると断定することには問題があると警鐘を鳴らしている。今回のヌーディスト村のクラスターは、マスクはおろか全員がスッ裸で過ごしていたという「無防備」さが最大の原因だったのかもしれない(笑)