ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

日本はやっぱり先進国?「80歳定年」の会社が次々と。

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「70歳就業確保法案」が国会で可決され、来年4月から「定年70歳時代」がいよいよ到来する、と思ったら、大型家電量販店「ノジマ」は、全社員が最長80歳まで働くことができる制度を設けたと発表、ノジマは、政府の「70歳定年」を一歩先を行く形で、本社社員、現場販売員など職員約3000人を対象に「80歳定年」を打ち出したというわけだ。さらに、80歳を過ぎても従業員が引き続き働きたければ、定年の追加延長も検討することにしているという。「80歳定年」を制度化した会社は、ノジマだけかと思ったら、病院や企業や学校へのフードサービスを手がけるLEOC(本社・東京)は、すでに2017年4月から正社員・契約社員を対象に80歳定年制を導入、さらに2018年には北海道の東札幌日通輸送(株)が社員548名に80歳までの定年延長を発表している。現在、日本の人口70歳以上の高齢者が占める比率はすでに20%を上回っている。こうした中で高齢人材の人脈や経験は会社の成長に役立つ「貴重な資産」と判断する会社はどんどん増えてゆくと思われる。しかし、「80歳定年」といっても高齢者の健康状態には個人差があり、年齢を重ねるほどその差は大きくなってゆく、『誰でも長く働かなければならない社会』というのはある意味、過酷な生き方を強いられる社会とも言えるだろう。あなたは「80歳定年」に賛成ですか、それとも反対ですか。