ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

小池都知事「当選」コロナ感染者数「100人超え」をゴマ化して。

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コロナ禍の中での東京都知事選、開票が始まってわずか4秒で「小池都知事当選確実」の速報が出された。7月2日以来、東京都のコロナ感染者数が3日連続で100人を超え、マスコミも大きく取り上げていたが、現職の小池都知事への批判票が出ることもなく、多くの都民から小池都知事の「コロナ感染対策」についての信任を受けた格好だ。小池百合子都知事が3日前の7月2日に臨時会見を開き、「107人の感染者が確認された」と発表。マスコミが「100人を上回るのは5月2日以来」と報道したが、実際はその前日、7月1日の時点ですでに都内での感染者数が100人を超えていたのをご存知だろうか。東京都のHPの「旧モニタリング指標」の陽性率のデータを開き、7月1日にカーソルをあわせると、陽性者の数は139人と出て来る。しかし、7月1日に小池都知事がマスコミに発表した都内での感染者数は67名だったはずだ。つまり、東京都はいつのまにか小池都知事の発表した数字の倍以上あった正しい感染者数にコッソリと修正していたのだ。東京都が毎日発表し、東京アラートの解除の基準にしていた「速報値」は想像以上にずさんなもので、小池知事はそのずさんさを利用して自分の政治目的のために恣意的な操作を行ってきたという観方もある。さらに、小池知事が利用しているのは数字だけではない。例の「夜の街」問題も同様だ。小池知事は感染拡大のたびに、それが夜の街でだけ集中的に起きているようなことを口にしているが、東京都は感染者の行動履歴などを公表しておらず、ブラックボックスになっている。ほんとうに、「夜の街」だけが問題なのか、誰も検証できないのだ。「小さなウソは見抜かれない。ニュースになれば、それは事実として認定される」小池都知事にとってマスコミも都民も「あまりにも騙しやすかった相手」と言えるのかもしれない。小池都知事のもと、今後、都内のコロナ「感染爆発」が起こらない事を祈るばかりだ。