ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ゲーム浸りの子供385人を6年間追跡調査、その結末は?

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米国ブリガム・ヤング大学のサラー・コイン教授が主導した研究で、15歳の少年少女385人を成人するまでの6年間追跡調査し、子供たちにゲーム依存症が起きていないかどうかを調査した。調査の結果、少年少女のうち約10%のみでゲーム依存症の症状が確認された。ゲーム依存症が確認された被験者では、うつ病の症状や攻撃性の上昇、内向性の悪化、問題のある携帯電話の使用法、成人期になってからの高い不安レベルなどが示されたという。また、ゲーム依存症を引き起こす2つの主要な予測因子として、すべて「男性」であった事と向社会的行動(人や社会のために無私無欲で行動を起こすこと)のレベルが低いこと」の2つが特徴づけられたと、研究チームは指摘している。6年間の追跡調査の結論として、「ゲーム好き少年少女のほとんど(約90%)は私生活に有害なゲームプレイをしていない事がわかり、ごく一部(約10%)の少年のみがゲーム依存症に苦しんでいた」とレポートしている。子供を持つ親にとってゲームが子供の精神の成長にどう影響をおよぼすのかは常に心配の種だが、この6年間の追跡調査を見る限り、ほとんどの子供はゲーム依存症にはならずに済むことがわかり、ホッとした気分にさせられた。子供たちのほとんどが、現在の時点でゲーム好きであっても、心が成長してゆく過程でそれにのめり込むことを自らコントロールできる能力を備えている、親達の過度の心配はどうやら無要のようだ(笑)