ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ドイツの女医さん、ヌード姿でコロナ防護服不足を訴える。

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ドイツでは、新型コロナウイルスの感染は15万9000人以上、死者は6000人を超えている。そうした中、SNSサイト「Blanke Bedenken」に、ヌード姿の男女のドクターが登場(⬆上の写真)して、「新型コロナウイルスの感染が拡大する中、最前線で治療に当たる医療従事者は、防護服など身を守るための装備の不足に危機感を募らせている」、と医療現場の深刻な状況について訴えた。運動を組織した医師達は、サイトに掲載した声明の中で、「私たちはあなたのドクターです。あなたを安全に治療するために防護服が必要です。手元に残り少なくなった分を使い果たせば、こんな姿になります」とヌード姿で訴えたのだ。さらに、「私たちは全員が無防備(丸裸)です。医療現場にはもっと政治からの支援が必要です」と政府のサポートを依頼している。ヌードでの訴えと言っても、医師達は聴診器などの医療器具や人体模型、トイレットペーパーなどで身体の一部を隠しているのだが、その画像のインパクトは見る側にとっては強烈だ。我が国でも「不足する防護服の代わりに雨ガッパの寄付を」と大阪府が呼びかけたが、ドクター自らがヌードで訴える、というセンセーショナル(刺激的)なアピールは効果てきめんに違いない。それにしても、ドイツのドクターたちは防護服不足を裸になって訴える、日本の医師たちには有り得ない思い切った行動をしたものだ、と驚かされる(笑)