新型コロナウイルスの感染拡大の影響で生活苦となっている芸人の救済に立ち上がった、ダウンタウン松本人志(56)さん。その救済プランとは、後輩芸人らにポケットマネーで1人上限100万円を無利子無担保で貸し付け、返済期間は5年間というもの。面識のある後輩は1000人にも上るとみられ、最大10億円の“持ち出し”覚悟の大盤振る舞いになる。これを聞いた放送作家の高田文夫氏(71)(⬆上写真右)が、パーソナリティーを務めるニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」で「俺、お願いしに行こうと思って。『松本さん、目先の100万欲しいんですけど』って。貸し付けの条件である、おもろい奴というのも『結構、東京じゃおもしろいって言われているんですよ』って言って、頭下げるよ」と話したのだ。もちろん冗談半分のお願いのつもりだろうが、真剣に後輩芸人の救済のために身銭を切ってまで莫大な金額の貸付を行おうとしている松本さんに対して、71歳の老放送作家のこの発言はあまりにも不謹慎ではないだろうか。松本さんは無利子無担保で貸し付けるプランを発表後に更新したツイッターで「善意にケチを付ける人達がいます」と非難の声がある事を明かし、「それは寄付や義援金をしたい人達の心を削ります」とつづった。いつもは冗談交じりの発言で人々を煙に巻いている松ちゃんのこの真面目な発言、相方である浜ちゃんを始め彼の善意に協力する言葉を発しないビッグタレント達もこの老放送作家と同じスタンスで松本人志さんをただ見つめているだけなのだろうか。人間としての品性が見て取れる。