ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

コロナ「日本は勝ってる」杉村発言を否定した岸氏こそ間違ってる。

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元衆院議員でタレントの杉村太蔵氏(40)(⬆上写真左)が日曜日のTV番組「サンデー・ジャポン」に出演し、新型コロナウイルス感染拡大への日本政府の対策について高く評価した。「恐怖や不安が日本政府にぶつけられている。亡くなった方の数を国際比較すると、医療従事者のがんばりで(日本の死者数は)300人台に抑えられている。圧倒的に(他の国に)勝っているんじゃいないかというのがぼくの考え。国内外から評価を受けてもいいんじゃないか。希望の光は私には見えている」と主張した。これに対して、杉村太蔵氏が現在在籍中の慶応大学大学院博士課程の教授を務める元経産官僚の岸博幸氏(57)(⬆上写真右)が、「杉村君これ間違っている。死亡者数だけじゃなくて、感染者数の増加を抑えられているかどうかとかいろんな要因を考える必要がある。死亡者数が少ない本当の要因はわからない。それだけをもって日本が勝っているというのは正直言ってわけわからない」と述べた。この2人のやり取りを聞いて、すぐに思ったのは、岸氏の方こそ「わけわからない」発言をしていることだ。杉村太蔵氏は、具体的な数字を上げて発言しているのに対して、岸氏は「数だけが問題じゃない、いろいろな要因を考える必要がある」と日本人のインテリ特有の詭弁を弄している。ソフトバンク社長の孫正義氏の名言「数字で語れない者は去れ」ではないが、杉村太蔵氏がコロナ対策に各国の数字と比較して「日本は勝ってる」と言ったのは決して間違ってはいない。1億人を超える人口を抱えるニッポンで発症者数(感染しても無症状の人は数値化不可能)を現状1万3000人程度に押さえ込んでいるのは、先進7カ国の中で日本が唯一の国なのだから。