我々はストレスや疲れをとる気分転換にとスマホを絶えずいじっているけれど、肝心のストレスや疲れが取れるどころか、さらにのめり込んでスマホ操作を続けてしまい、のめり込んでやればやるほど、気付かぬうちにスマホからストレスを受けてしまっている、これがIT用語で「スマートフォンストレス」と呼ばれているものだ。スマホでいつまで経っても問題自体が解決されないこと、その結果、解消・解決の道を探し求める行為をいつまで経っても止められず、ストレスを感じるほどスマホにハマってしまっている状態、あなたに心当たりはありませんか？心理学者のB.F.スキナーは、実験用マウスにスイッチレバーを与え、100回レバーを押すとエサが出て来るという「ランダムな強化」の装置を考案、これはマウスにとっては興奮する出来事であり、このレバーを押す回数100を、1から100までのどの数のレバーをランダムに押してもエサが出てくるようにすると、マウスの興奮度はさらに上がり続け、遂には、報酬のエサを一切なくしてしまっても、マウスは通常よりも、さらにレバーを押し続けるようになってしまったという。スマホ画面を飽くことなく押し続けているあなたの後ろ姿は、いつの間にか実験レバーを押し続けるマウスの姿に似てきては居ないだろうか（笑）
