電気自動車の米テスラ社は、先ごろピックアップトラックの「サイバートラック」を発表したが、「割れない」とされていた防弾ガラスが、発表会場で、ウインドウに鉄球を投げつけるデモンストレーションで前後2枚のウィンドウの防弾ガラスがヒビ割れてしまった(上の写真)。同社のイーロン・マスク最高経営責任者CEO(⬆上写真右)は公開の場でとんだ赤っ恥を掻いてしまい、テスラ社の株価も急激に値下がりしてしまった。ところで、イーロン・マスク氏といえばアメリカの宇宙開発企業スペースX(エックス)のCEOでもあり、同社が開発中の宇宙船スターシップで月への往復旅行を予定しているのが、ご存知ZOZO前沢優作氏だ。実はイーロン・マスク氏が手がける宇宙船スターシップは、昨年11月にステンレス鋼製のスターシップMk1のリークテストが行われた際に、実物大プロトタイプ機の上部が吹き飛ぶ爆発事故を起こしている。さらに今年4月フロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地でエンジンの燃焼試験中にエンジンの「異常」が発生するという事故も起こしている。1度ならず2度も事故を起こしている宇宙船スターシップ、そして今回のテスラ新車の防弾ガラスの破壊事故、危機管理に対してイージィ過ぎるイーロン・マスクCEOに命を預けた前沢優作氏に、一抹の不安はないのだろうか(笑)