ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「いつかamazonはつぶれる」創業者ベゾスの驚きの発言。

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アマゾンがマイクロソフトを抜いて株式時価総額で世界最大の企業に浮上したのは今年始め、アマゾン株が時価総額で7970億ドル(約87兆円)に達し、マイクロソフトの時価総額7890億ドルを上回ったことで世界一となった。飛ぶ鳥を落とす勢いのアマゾンだが、世界一となる2ヶ月前、創業者でCEOのジェフ・ベゾス氏(⬆上の写真)は、社内会議の場で「いつかアマゾンは潰れる」と驚きの発言をしていたのだ。TVニュースチャンネルCNBCがこの会議の録音を入手しスクープしたのだ。この会議の中で、ベゾス氏は「アマゾンの時価総額は1兆ドルを越え、世界一の金持ちになったが、アマゾンは決して無敵ではない」と語り、「アマゾンは大きすぎて潰せる存在ではないと思われているが、実際、私はいつかアマゾンは潰れると考えている」と述べ、「アマゾンは倒産するだろう。大企業を見ると、その寿命は30年程度。100年ではない」、ベゾス氏は、続けて「アマゾンの目標はその日(倒産の日)を可能な限り遅らせること、そしてその方法は顧客に注力することだ」と社員に向かって語りかけた。「もし我々が顧客ではなく、我々自身に注力し始めたら、それは終わりの始まり。我々は終わりの日を可能な限り遅らせなければならない」、ベゾス氏のモットーである「Day 1 companies(創業初日の会社)」、本社ビルの名前も「Day 1」にするなど、「初心忘るべからず」という考え方に強くこだわりをもつベゾス氏、世界トップの企業になっても奢ることなく「会社はいつか潰れる」という考えを忘れるな、という「戒めの言葉」を社員に対して贈ったというわけだ。