ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

先生4人で後輩の先生イジメ、そのウラに隠されてるモノ。

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神戸の小学校の20代男性教諭が、先輩の同僚教諭4人に羽交い締めにされて体にカレーを塗りつけられるなどのいじめを受けたと訴え、前代未聞の先生同士のイジメ問題が発覚した。神戸市教育委員会によると、加害者の教諭は30代の男性3人と40代の女性1人。いじめは昨年から始まり、被害教諭は、無料通信アプリLINEで別の女性教員に性的なメッセージを送らされたり、4人に羽交い締めにされて激辛カレーを食べさせられ、体にルーを塗られた。さらに激辛ラーメンの汁を目や唇にこすりつけられたと訴えている。イジメ防止を教育する立場の教師たちによる子供じみたイジメ事件だが加害者である4人の教師がどんな人物なのか現在のところ一切報道されていない。このイジメ問題が、世間にマスコミを通じて発表されたのは10月4日だったが、その前の3日にはこの小学校で緊急の保護者会が開催され保護者たちにかん口令が敷かれた様子なのだ。こうした小学校側の隠ペい体質が今回の事件の最大の要因ではなかろうか。イジメというのは、自分より弱い立場の人を傷つけることで自分の優位性を示し、自分の精神の安定を図ろうとする行為だ。その衝動は、心のなかに「不安」があるから起こると言う。『不安』だから、自分を大きく見せようとして、弱い相手に暴力や暴言を吐く。ネチネチと愚痴を吐き続ける、不安な仲間を見付け、弱い一人を仲間と一緒になって攻撃する。学校側は、臭いものにフタをするようにこの事件を隠ぺいするのではなく、イジメをした4人の教師が抱えていた「心の不安」が何なのかを突き止めることの方が先決だろう。でなければ、こうしたイジメは、再び繰り返される違いない。