ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

スイート・キャロラインは暗殺されたJFケネディの娘への応援歌?

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MLBボストン・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パーク毎試合8回表が終わった後に流されるスィートキャロライン。スタンドの観客が全員で合唱するほどアメリカでは長年に渡って愛され続けているポピュラーミュージックの名曲だ。この曲を作曲したニール・ダイアモンドは、「この曲は暗殺されたアメリカ大統領ジョン・F・ケネディの長女のキャロライン・ケネディを歌ったものであるとあかし、ダイアモンドは、まだ少女だったキャロラインが両親と共に乗馬している雑誌『LIFE』誌の表紙写真(⬆上の写真)からインスピレーションを得て、5年間かけて作品にまとめたと発表当時に語っている。この曲の作曲から38年後、キャロラインの50歳のバースディパーティに招かれたダイアモンドは、彼女の目の前でスィートキャロラインを歌っている。その6年後にはキャロラインは初めての女性駐日大使として日本にもやってきたのをご存じの方も多いはず。ところが、2014年73歳になったダイアモンドはインタビューで、「この歌はキャロライン・ケネディについて歌ったものではなく、題名にその名を取り入れただけだ」と語り、当初はこの曲に妻のマーシャの名を付けるつもりだったが、3音節の方が語呂が良いためキャロラインの名を選んだだけなのだと真相について語った。発表当時の「父親ジョン・F・ケネディを亡くした娘への応援歌として作った」エピソードのままにしておけば良いのに、ニール・ダイアモンドは、歳を取って正直になり過ぎたのかも知れない(笑)