ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

懲役2年求刑の「青汁王子」が気づかなかった「命取り」キャラ。

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AbemaTVに、法人税など約1億8000万円を脱税した罪に問われている「青汁王子」こと三崎優太被告が出演した。高校中退後、18歳で会社を起業した三崎被告。2014年に美容通販事業を開始すると、「すっきりフルーツ青汁」が大ヒット。20代で年商100億円を超え、「青汁王子」として多数のメディアに出演。しかし、今年2月に1億8000万円の脱税で逮捕・起訴。会社として脱税分1億8000万円はすぐ納めたものの、社長を辞めざるを得なくなり、個人への支払い義務として約4億円が残ったという。番組の中で「結果的に誤りがあったことは認めるんですけど、国に損害を与える意味での脱税をする意思はまったくなかった。なぜなら14億4000万円の所得税は払っていたし、当時の僕はどちらかというと税金をちゃんと納めようという思想があった。それが僕の中の答えであり、当時の記憶であり、真実だと思っています」と脱税の意志は無かったことをあらためて強調した。なのに裁判では懲役2年という厳しい求刑、普通なら修正申告に応じて脱税分を支払えばそれで済むはずなのに彼は捜査に入った国税の査察官を小馬鹿にする態度を取ったがためにお上の恨みを買ったからだとされている。家賃100万円のタワマンの部屋公開や、仮想通貨投資で50億円稼いだとか、ド派手な金満生活をテレビで見せびらかすことで「人の恨みを買っていた」ことにまったく気付かないそのキャラクターが、結局は青汁王子の「命取り」になったと言えるだろう。