ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

芸人宮迫・田村「お涙ちょうだい会見」に巨匠たけし「涙流したらダメ」。

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反社会的勢力の宴席での闇営業が発覚し、吉本興業から契約を解消された雨上がり決死隊宮迫博之(49)と、謹慎処分を受けているロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)が突然に記者会見を開いた。2人が所属する吉本興業から記者会見を止められ、自らの手で謝罪の場を設けたというその会見内容は、吉本興業の横暴な態度や自分たちの不徳についての言い訳であり、時折涙を拭いながらの謝罪会見だった。この会見についてお笑い芸人の大御所であるビートたけしが報道番組に出演して「(吉本興業は)人飼い事務所なんだよ、オレら芸人は猿回しの猿。猿が人を噛んだからと言って、猿に謝れっていってもダメ、飼ってるヤツが謝んの」と指摘し、宮迫と亮の涙を流しての会見について「芸人がこういう姿をみせればリスク負う。涙を流して記者会見したやつの芸を見て、誰が笑うんだってなるから」とこの「お涙ちょうだい会見」がお笑い芸人にとってはマイナスであることを指摘した。確かに、これまで有名人だった2人が記者会見を開くとなればテレビを始め多くのマスメディアが飛びつくことは目に見えていた。しかし、この会見がマスコミで一時的に話題となるにしても2人はその後、何の「得」をするというのだろうか。会見の中で、これからも「この世界で生きてゆくしか方法を知らない」と2人は「お笑い界への未練」を語ったが、「覆水盆に返らず」あたらしい人生を「自らの力」で拓いてゆくしか方法は無いのではなかろうか。