米国のTVスター、キム・カーダシアン・ウエスト(Kim Kardashian West)は、自らが販売予定の矯正下着ブランド「Kimono」の名称に対して世間からの非難の声が高まっていることに関し、ニューヨークタイムズに声明を発表。カーダシアンは「類似した、または伝統的な衣装を侮辱するような方法で、服をデザインまたは販売する計画はない。」とブランドの方針を述べつつ、「名称を変更する計画はない」ことを明らかにしていた。さらに「私のソリューション・ウェアブランドは、包括性と多様性を中核にして成り立っている。今後の展開について大変誇りに思っている。」と成功への期待さえ述べていた。ところが、そうした彼女の強気な姿勢が6日たって一変。「Kimono」のブランド名を変更すると突然に発表した(⬆上のツィツター)。要約すると「よく考えた結果、私の矯正下着のブランドを新名称で発売することにしたわ。すぐにお知らせする。いつも理解と応援をありがとう」という内容だ。日本の着物文化を代表する京都の市長までキム・カーダシアンに対して「着物」の名称は、着物や着物文化を愛する全ての人たちの共有財産であり、新しい下着ブランド名として使用するのは考え直して欲しい」というメッセージを送るなど「Kimono」ブランド批判が想像以上に大きくなったことにキムが恐れを成しての使用中止の発表のようだ。「SNSのパワー恐るべし」ネットのパワーを軽く見ていたキム・カーダシアンの思いもよらぬ敗北だった、と言えるだろう(笑)