ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

259秒KOの井上尚弥、エモノを追うあの「鷹の目」を見たか。

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WBA世界バンタム級王者・井上尚弥が、統一世界チャンピオンを決めるWBSS準決勝でIBF同級王者エマヌエル・ロドリゲスから3度のダウンを奪い、2R1分19秒でTKO勝ちを収めた。試合後のインタビューで「今回のKOは2ラウンドかかりました。どうしてでしょうか?」という質問に井上選手は「やっぱりそういう見方に(苦笑)。慣れない環境での力みもあって、2ラウンドからは修正して、ロドリゲスに反応していくようにと。うまく修正が効いて思うように戦えたと思います」ロドリゲスの実力をどう感じた?という質問には「想定していた右のカウンター、返しのアッパーは、予測できる範囲ではありました」「最初のダウンを奪ったフックは?」という質問には「1回から左フックなり、右ストレートなり当たれば倒せる感覚はありました。それが2ラウンド目にフィットした。(フックの)感触は凄く良かった」と振り返った。海外メディアも井上選手のその圧倒的な「破壊的なパフォーマンス」を驚きを持って報じたが、YoutubeのtypicalTopが井上選手の試合中の表情を終始ズームアップで追いかけた動画を見ると井上選手の破壊力の秘密がよく分かる(⬆上の写真)。井上選手は獲物を追うタカのような目つきで相手の「目の動き」を凝視しながらパンチを繰り出すのだ。その「凝視」した目で一瞬にして相手のスキを見つけ破壊力のあるパンチを繰り出すというわけだ。井上選手の天性と言えるこの「眼力」、WBSSでのドネアとの決勝でもその「眼力」の凄さを見てみたい。