ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

令和元年「子供を産んだら1,000万円」2chひろゆき氏の賢いソロバン勘定。

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2ちゃんねるの管理人で実業家のひろゆき氏(⬆上写真)が、先月発行した自著「このままだと、日本に未来はないよね」 の中で、政府がどんなに対策を講じても少子化が止まらないニッポンの深刻な現状を改善するために「子供を産んだら1人につき1,000万円を出産祝い金として国は支給してはどうか」と令和元年にふさわしい提案を行っている。冗談交じりで、この提案を聞き流してしまう人がほとんどだろうが、唐突過ぎる発言だとあなどってはいけない。ひろゆき氏は素人目にはわからない緻密な計算をした上でこの発言をしているのだ。「これ、簡単に元は取れると思うんですよね。日本人って、だいたいの人が生きてる間に数千万円以上は(国に)納税してるんですよ。年収400万円くらいの人がお金を全部使ったとして、消費税が8%だったら32万円。10年で320万円。ということは、(消費税だけでも)30年でだいたい1000万円くらい納税しますよね。これに加えて、所得税も払いますから」とひろゆき氏は国が出産祝い金として1人につき1,000万円を払ってもゼッタイに損がない、というもっともな意見なのだ。確かに大卒で定年(60歳)まで勤めた場合のトータル給与額は38年間で約「2億5317万円」。退職金の平均額2175万円を加えた“生涯賃金”は「2億7492万円」になるという(中央労働委員会調べ)、この中から国に支払う所得税は38年間で合計すると3,000万円をゆうに超えてしまう計算だ。国は多額の税金を一生涯に渡って支払ってくれる国民を一人でも多く増やしたい「少子化対策」を真剣に考えたいなら「出産祝い金1,000万円の先行投資を惜しむな」という「ひろゆき氏」のこのユニークな提案は、実にまともな意見に思えるのだが、あなたはどう思われますか?