ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

トコトンおふざけ、新元号発表の際の「手話かぶり」がICカードに。

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4月1日午前11時にNHKが組んだ特番「新元号発表」中継の視聴率は平日午前中の時間帯にも関わらず19.3%という高視聴率をマークして、多くの日本人が「歴史的な瞬間」を見届けていた。この時、「令和」という新元号名の2文字を記したパネルを菅官房長官が掲げる際に画面左側に表示されていた「手話通訳者」のワイプ画面に菅氏が掲げた文字パネルが隠されてしまい、テレビ画面を見ていた視聴者には「令和」の文字がすぐには読み取れないハプニングが起きてしまった。NHKはすぐさまこれに気づき「手話」のワイプ画面を急ぎ外したのだが、SNS上では「NHKがやらかした」と、この偶然のミスをあげつらう言葉が飛び交った。それから10日以上経って、この「手話かぶり」場面を新元号発表記念のICカード(⬆上の写真)にして販売するという抜け目のない鉄道会社が現れた。通称ことでん」として知られている高松琴平電気鉄道(香川県高松市)だ。「令和」と書かれたパネルを掲げていることでんのキャラクターいるかの「ことちゃん」の前で妻の「ことみちゃん」が手話通訳をしているワイプ画面が重なり「令和」の文字が読み取れないという奇抜なデザイン。新元号を祝う明るいイメージのカードデザインにしたい、そのために記憶に残る1枚にしようと思い、浮かんだのが、新元号の文字とワイプ画面がかぶったあのNHKのハプニング場面だったという。発売をツイッターで告知すると「攻めてるデザイン」「さすがことでん」といったコメントが寄せられているのだとか。でも「新元号」記念カードと言いながら肝心の「令和」の文字が隠れて読み取れないのはどうなんだろうか(笑)