ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

なかなか給料が上がらないなら、SNSでジャンヌ・ダルクになればイイ。

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日本のサラリーマンが給料が上がらないのをガマンし続けた結果、日本の企業全体での内部留保金が500兆円の大台を超えたというニュースがあった。我々シニア世代にはもどかしく思えてしまう「怒りを忘れた現代のサラリーマン達」。我々の時代は「賃上げ闘争」といえばストライキだった。40年以上前の日本のサラリーマンの最大の武器が「ストライキ」であり、ストによってJRや私鉄や地下鉄が止まり、会社機能がマヒして売上が落ちる事がひんぱんに起こった。それから40年、昔はその存在すらなかったインターネットやスマホという強力な「情報の武器」を手にしている若い世代の人々は、なぜSNS交流サイトを使って「賃上げ」のために「共闘」しないのだろうか。フランスの労働者が同じ黄色のベストを着用しデモに参加するというアイデアでSNSを使って呼びかけ、集まった10万人を越すデモ隊は、ついに政府の方針を変更させ増税を諦めさせたではないか。日本においても「黄色いベスト」のようなスマートなアイデンテティ(視覚統一)のアイデア、例えば黄色いキャップのような連帯を示すファッションを考えて同じ給料に不満を持つSNS世代に「賃上げ要求のデモ」への参加を呼びかけて見るべきだ。SNSでの呼びかけ人は英仏100年戦争でフランス軍を勝利に導いたヒロイン「ジャンヌ・ダルク」のようなキャラクターも必要だ。アイデアしだいで共闘する若者の輪はアッと言う間に広がり、儲けすぎの企業に「賃上げ」せざるを得ない状況をつくることは可能だろう。安月給に我慢し続ける若い世代の人々に自分の給料をUPするためにSNSを活用することをぜひおすすめしたい。そしてあなたこそが「ジャンヌ・ダルク」になればいい。