日本の格闘技選手那須川天心と50戦無敗のまま引退した伝説のボクサーフロイド・メイウェザーの異種格闘技戦。試合開始のゴングが鳴ってからたったの139秒で9億円を手にしたメイウェザーに対し、宿命のライバルで世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)がこの試合を皮肉ったと見られるツイートを発信。(上の写真)米メディアがこれに反応し海外での波紋が広がっている。パッキャオは「これは一足早い新年の誓い。(私は)自分と同じサイズもしくは体格が上で(ボクシングの)経験を持つた相手とのみ戦い続ける」つまりボクシングの経験のない天心選手を相手にしかも体重差が6kgも軽い小柄な相手と戦ったメイウェザーをパッキャオ選手が暗に批判した書き込みだ。たしかにテレビ中継をみていたら、メイウェザーの繰り出すパンチにまるで人形のように3度もリング上で吹き飛んだ天心選手は、噛ませ犬どころかおもちゃのイヌのようだった。桑田佳祐やユーミンなどの大物歌手が懸命に歌う紅白歌合戦の裏番組で、紅白出場歌手全員の出演料を束ねても、それを遥かに上回るたった2分間の出演料9億円を持ち去ったフロイド・メイウェザー、金儲けに徹した「伝説のボクサー」であることは間違いないだろう(笑)