ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

暗殺される直前まで裸の女性と寝ていたガンジーの「像」が撤去された。

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「インド独立の父」マハトマ・ガンジーがアフリカ系の黒人に対して差別的だったとの批判を受け、ガーナの名門大学に設置されていたガンジーの「像」が撤去された(上の写真)、という意外なニュースが飛び込んできた。インド独立のために貫いた非暴力・不服従の無抵抗運動を一貫して貫いたガンジーが本当に「差別主義者」だったのだろうか?2年前の2016年当時のインド大統領だったプラナブ・ムカジー氏がガーナの名門大学にガンジーの「像」を贈呈し設置したがガーナ大学の教授らは「インド人はアフリカ系の黒人よりはるかに優れている」と記したガンジーの文章の一節を取り上げ、「像」の撤去を求めていた。またガンジーが若い頃の著作の中で黒人を強烈な差別用語Kaffir(黒人の蔑称ニガーと同じ意味)と記していることでも黒人社会ではガンジーは「差別主義者」だと批判を受けた。確かにガンジーは若い頃にはインドの悪しき制度であるカースト制度を「カーストは人間の本性であり、ヒンドゥー教徒はそれを「科学」に仕立てただけであり 同じカーストとしか結婚できないという制限も「自己抑制」を深める優れた方法だ」と支持している。さらに1948年1月に暗殺されるまでの晩年のガンディーは、裸体の若い女性たちをぴったり体にくっつけてベッドを共にするのが常だった。この件を弟子のクマール・ボースに問い詰められたガンジーは「これはブラフマチャリヤ(心と行為の浄化と宇宙の最高原理の探求)の実験である」と言ったと言う。歴史上の偉人であるマハトマ・ガンジー、その「実像」は果たしてどれが本当なのだろうか。