ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

米TIME誌が選んだ「今年の人」日本なら間違いなく「尾畑春夫さん」。

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米誌タイムが毎年恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」を選んだ。サウジアラビア領事館で殺害されたジャマル・カショギ氏、ミャンマーでロヒンギャ殺害の取材をして逮捕され投獄されたままのロイター通信の2人の記者、米メリーランド州で起きた銃乱射事件で命を落とした記者5人、フィリピンのドゥテルテ政権を批判したニュースサイト経営者マリア・レッサ氏などが選ばれた。選んだ理由としてタイム誌は「多大な危険を冒しながら真実を追求し、不完全ながらも事実を求め、声を上げた監視者」だからとしている。「流行語大賞」や「今年の漢字」で盛り上がる日本のマスコミもタイム誌のようにおふざけではない「今年の人」を選ぶ企画があってもいいはず、マスコミがやれないのならと私が代わりに選んでみた。真っ先に思い浮かぶのが行方不明の2才児を発見したスーパーボランティア尾畑春夫さん。さらには一連の医学部不正入試を最初にリークした東京医科大関係者、森友学園の国有地払い下げの文書書き換えを守秘義務違反なのにリークした国家公務員、最後は弟子の横綱による殴打事件から日本相撲協会を批判し続けてタダの人にまでなってしまった貴乃花親方というところだろうか。残念なのは「今年の人」でありながら「匿名」でしか選ばれなかった不正をリークした2人の人物だ。タイム誌が言う「多大な危険を冒しながら真実を追求し、不完全ながらも事実を求め、声を上げた監視者」であったことは間違いない人物なのに「匿名」なのは実にもったいない話、そう思いませんか?