ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ドタキャンの沢田研二、スター気取りしてるけど裁判したら「負ける」。

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さいたまスーパーアリーナで開催予定だった沢田研二の公演が当の本人のわがままで突如中止になった事件。その理由は、9,000人入れる約束だった観客数が7,000人だったことが「最初の契約違反だ」ということらしい。歌手の公演の契約は大まかに言うと①期日までに公演のギャラを支払うこと。②演出に必要な機材を期日までに揃えること。③約束した観客動員数を守ること。なのだが、さいたまスーパーアリーナ側が観客動員数を満たせなかったことを理由にしての今回のドタキャンだった。しかし、いくら契約上の理由とは言え、70歳の沢田研二のこうしたわがままは法的に見て許されるものなのだろうか。日本テレビの番組「スッキリ」に出演した菊地幸夫弁護士は「沢田さんの今のメッセージと同じレベルで主催者の方が考えているのか。契約としてそれが明確になっているのか、そこが問題となるところなのかもしれませんね。口約束ぐらい、ポリシーぐらいで語っているぐらいのレベルだったらキャンセルしても帰るということはもしかすると法律の上から見ると正当化されないかもしれない」と語っている。つまり主催者側のスーパーアリーナ側が、沢田研二のこうしたわがままなドタキャンによって生じた4,000万円の損害賠償を求めて裁判に訴えたら沢田研二は「負ける」公算が大なのだ。沢田研二は14年前の2004年にも観客動員数が足りないことを理由に同じようなドタキャンを行っている。わがままがいつでも通ると錯覚している沢田本人に「お灸をすえる」意味でもさいたまスーパーアリーナ側は、すぐにでも沢田研二を告訴することに踏み切るべきだろう。