1945年8月6日、人類史上初の原子爆弾リトルボーイがアメリカ軍によって広島に投下され、当時の広島市の人口35万人の約半数の16万人が2〜4ヶ月以内に死亡したという人類史上かつて例のない大量殺戮の悲惨極まる記憶。あれから73年、日本は国連が提唱する「核兵器禁止条約」にアメリカの「核の傘」の下に入っている国であることを理由にいまだにノーサインのままだ。「人類最初の被爆国の日本がナゼ」という世界中から疑問の目が向けられているというのに。そんな中、お隣の国の韓国の若者が「日本のamazonで広島に投下された原子爆弾の模型が売られている」とSNSに投稿し韓国の若者たちがすぐさまそれに反応した。販売されている理由として「あいつら(日本人)は米国の子分なので米国に攻撃されたことをそんなに屈辱的だと考えていないから」「敗戦国ということを恥ずかしくおもってないから」など原爆投下を日本人が屈辱的と思ってないから投下された爆弾のレプリカが平気で売られているのだろうというのが韓国の若者たちの憶測だ。戦後73年、悲惨なヒロシマは日本人の記憶から消え去りつつあり投下された原子爆弾のレプリカがamazonで平気で売られている事に別に何とも思わないでいる現代のニッポン。それにしても販売する側のamazonが、このレプリカを世界で唯一の被爆国である日本で販売してるなんてあまりにも無神経過ぎやしないだろうか?やはり原爆を投下した国アメリカからやってきた通販会社ゆえに原子爆弾のレプリカ販売は自国が誇れる歴史遺産のひとつだとでも思っているのかもしれない。また日本のマスコミがこの事をまったくニュースに取り上げないのも実に不思議な事に思われる。