ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ローラのユニセフ1,000万円寄付を笑うとは、人種差別のニオイがする。

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売れっ子モデルでテレビタレントのローラがイタリアで行われたユニセフのイベントに参加し、「恵まれない子供たちのために1,000万円寄付しました」とインスタグラムに投稿。これを知った夕刊フジが「セレブ気取り」と嘲笑したことでネット上で批判が相次いだ。当然のことながらローラの慈善行為を支持する声が圧倒的だが、これが一過性の出来事と見過ごして良いものだろうか。アメリカのロサンゼルスに3億円の豪邸を冓えているというローラに対して日本の芸能ゴシップメディアは他の有名タレントに比べて何故か批判的だ。彼女は会話の途中で平気で舌を出したり頬を膨らませてみたり日本語の敬語が使えないタメ口のタレントとして人気を博してきた。つまり、日本人にはあまり見ない外タレ的なキャラクターが売りだった。事実、父親はバングラデッシュ人で母親はロシア人と日本人の混血という事からそういうイメージが定着したらしい。今回の1,000万円寄付に対するメディアの反応が、生粋の日本人タレントであったら恐らくは「美談」として扱ったに違いない。日本の芸能界で荒稼ぎしているアジア系外人タレントというメディアにとっては忌々しい限りの存在でもあるローラ。そんな中、その行為は誰でもが手放しで褒めたたえるべき寄付行為であったのに、アジアNO.1である日本人としての妬みがつい頭をもたげてしまい上から目線で「嘲笑記事」を書いてしまったに違いない。良い「行い」はどんな人種のどんな人物が行っても「批判」するにはあたらない、この記事を載せた夕刊フジはローラに素直に謝罪すべきだろう。