ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

魂のロッカー吉川晃司の1人黙々ボランティアに「王様はロバの耳」。

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日本のロックミュージシャンを代表する「魂のロッカー」吉川晃司さんが、西日本で起きた豪雨被災地を訪れボランティア活動を黙々と1人でしているというウワサがSNS上で拡散した。「男らしい」「他の芸能人とは違う」など、そのウワサは文字通りギリシア神話の「王様の耳はロバの耳」のようにSNSという風に乗って全国の津々浦々の吉川ファンの耳にまで届けられた。ウワサの拡散が広がる中、吉川さんが自身のサイトでボランティアについての私見を述べている。「ボランティアは人それぞれ思う形は違うしね。日帰りで通える距離なら冗談抜きで毎日だってねアリなのですよ。チャンスがあればまた行きたいから黙っている部分もある」と自分のボランティア活動についての姿勢について語っている。あの東日本大震災でも1人黙々と宮城県石巻市を訪れてボランティアを行った吉川さん「皆さんが安心して眠れる場所を得られるまでは、エンターテイメントは無力だと考える。だから、今は役に立てると信じることをやる」と語っている。彼のボランティアには「知名度欲しさ」の行動ではない素直な奉仕精神がしっかりと見て取れる。今回の西日本での被災地でも他の芸能人が行っている「知名度欲しさ」のボランティア活動とは真逆のやり方で黙って1人で行動し、それを見た人々が「吉川晃司が黙って被災地に入り黙って去っていった」という神話をSNSの風の便りに載せたのだ。これまでマスコミ同伴のボランティアでなかなか知名度効果が上がらなかった芸能人達は、吉川晃司さんの精神を見習って、誰にも黙ってたった一人でボランティア活動に参加すれば、それを実際に見た人の風評によって世間に広く知らしめられるに違いない(笑)