ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

ZOZOタウン前澤社長は小学生で「金のなる木」を発見した。

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現代の大富豪、ファッション通販サイトZOZOタウンを運営する41歳の前澤友作社長。Webメディアで活躍するライターヨッピー氏が前澤社長に1日密着して大富豪の素顔に迫るという最近のネット記事が面白かった。何百億円もする現代絵画を所有し、60億円のプライベートジェットで世界を飛び回り、年間の株の配当収入だけでも35億円という大富豪ZOZO前澤社長の朝ごはんはカップラーメンという意外性も面白かったが、前澤社長自身が問わず語りで語った「金のなる木」を掴んだ理由についての独白が特に興味深かった。現在その価値が1兆円を超えるという創業会社は音楽バンド活動の傍らCDやレコードを通販したのが始りだった。「当時は生活費を切り詰めてでもCDやレコードを滅茶苦茶買い込んだ。それがどんどん売れた。お金をすごく使っていたから。中途半端に買ってたら成長しなかったと思う」。そして「僕は競争が嫌いなんですよ。小学校の頃から徒競走の順番とかテストの点数とか、ああいうので順位をつけられるのが本当に嫌で。『なんで競争しなきゃいけないんだろう』ってずーっと疑問に思ってたんです。かけっこが早いから偉い、とか、勉強が出来るから偉い、って変じゃないですか。みんなそれぞれ違って、それぞれにいい所があるのに、一定の基準で優劣をつけるのっておかしいと思うんです。だから僕は『競争しない』ってずっとそれでやってきたんです。変に優劣をつけずに、みんな一緒でいいじゃん、って」会社が発展した秘訣も「競争しなかったことによるもの」だと前澤社長は語っている。「他と同じことをするとどうしても競争が生まれる。だから、ZOZOは他がやらないような事をやる。他がやらないから競争が生まれず、市場を独占出来る。『競争しない』って、つまりは固定概念をひっくり返すことでもあるんですよ。世の中が『こういうもんだ』っていう固定概念を持ってるようなものこそ大きなチャンスなんです」。かけっこが早いから偉い、勉強ができるから偉い、という世の中の固定概念は「絶対おかしい」とあなたは前澤氏のように小学生の頃に気付いてましたか?世の中の固定概念をひっくり返すというコロンブスの卵のような考え方で「金のなる木」を手に入れた前澤氏はまさに現代にふさわしい大富豪と言えるだろう。