ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

大谷投手たった6週間で投球OK。同僚リチャーズ投手の二の舞いか。

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手放しで喜んで良いのだろうか?エンゼルス球団は、投手としてDL故障者入りしていた大谷翔平投手が右ヒジ靭帯の回復具合の診断を受け、担当医のスティーブ・ユン医師から投球再開のゴーサインが出たと発表した。ユン医師は「損傷した靭帯は改善に向かっている。医学的見地から投球プログラムを始めることに障害はない」と診断したという。この球団発表を受けて、エンゼルスの地元紙であるオレンジカウンティ・レジスターのフレッチャー記者がツイッターで「これは驚きだ」とつぶやいた。なぜなら、2年前、靭帯損傷の程度が大谷投手とまったく同じ「グレード2」と診断された同じエンゼルスのギャレット・リチャーズ投手がPRP注射を受けてからピッチングを再開するまでに13週間もかかったからだ。大谷投手は「グレード2」の診断でありながらピッチング再開のゴーサインが出たのはリチャーズ投手の半分以下のたった6週間という日数だ。しかも今シーズンのエンゼルス開幕投手も努めたリチャーズ投手は7月に入って大谷投手と同じ部分を再び損傷しいよいよ復帰までに2シーズンを棒に振ることになるトミージョン手術を受けることになったと言う。大谷選手が戦線を離脱した後、低迷を続けるエンゼルスのチーム事情で復帰を急いだといわれても仕方がない今回のたった6週間での大谷選手の復帰発表だ。球団は「(大谷選手の)リハビリスケジュールは適切な時期を見ながらアップデートしてゆきたい」と慎重な姿勢を見せてはいるが、同じグレード2のリチャーズ投手と大谷選手との診断結果がなぜこれだけ違うのか、日本人ファンとしてはその理由をハッキリと示してもらいたい。