ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

9回裏、四球から始まった大谷のサヨナラShow!で前田の勝利をフイにした。

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日本人メジャーリーガー同士の前田健太投手と打者大谷翔平の初対決。今シーズン6勝目を狙う好調な前田投手の前に2三振に抑え込まれた大谷選手、6回途中1失点で前田投手は降板し2人の対決は前田投手の勝利かと思われた。ところが、大谷Showは2−1で迎えた9回裏の土壇場の場面で始まった。9回裏ツーアウトで最後の打者となりそうな大谷がバッターボックスに向かうと、テレビ画面はほぼ勝利を手中にしたベンチの前田投手のリラックスした表情をズームアップ、一方でドジャーズの最強クローザーであるジャンセン投手は最後の打者大谷翔平が初球から振って来た鋭いそのスイングを見て恐れをなしたのか四球で大谷を1塁へと歩かせてしまう。ここからが大谷選手が並の選手では無いことがわかるドラマがいよいよ幕を上げたのだ。塁に出た大谷選手はジャンセン投手が次打者に初球を投じた途端に猛スピードで盗塁を試みたのだ。この意表を突いた大谷選手の盗塁にキャッチャーが慌てて2塁へ暴投しボールが外野に転がる間に大谷選手はやすやすと3塁まで到達してしまった。そして打者のヒットで大谷選手はホームへと帰って2−2の同点とし前田投手の勝利をフイにしてしまったのだ。おまけに続く打者のヒットを外野手が本塁へ悪送球する間に1塁に居たランナーが本塁まで一気に生還、エンゼルスドジャースにあっという間に3−2でサヨナラ勝ちしてしまったのだ。1−2のビハインドで9回裏2死で打席に向かった大谷翔平選手、まさかのサヨナラ勝ちを演出するとは、エンゼルスのファンの誰もが信じられなかった大逆転劇、まさにOhtani Showのラストイニングだったといえるだろう。