ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「読む力」UPで偏差値35UPし東大合格、そのコツは斜め読み。

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「いくら本を読んでもなぜか身につかない」自覚症状があるかどうかは別にして大抵の人が本を読んだあとにそう感じている場合が殆どではないだろうか。しかし、大学受験を始め社会に出てからも各種の試験で「読解力」を試される場面というのはよくある事だ。そういうイザというときに役に立ちそうな「読む力」をつけるためのアドバイスを書き記した現役東大生のある記事を目にした。彼自身が偏差値35だったのを「読む力」をつけることで70にアップして無事に東大合格を果たしたという。彼の意見では、読む力を身につける方法は大きく分けて2つあるそうだ。一つ目は「書かれている文章の内容を要約できるかどうか」だそうだ。著者が意図しているものは何なのか、意図しているものの論拠は何なのか、をス早く読み取る力を養うことで「読解力」は身につくのだという。二つ目は「ただ素直に読むのではなく文章の中に疑問な点を見つける姿勢」がぜひ必要だという。何の疑問も持たずに文章を鵜呑みにする素直過ぎる読み方では「読解力」は身につかないそうだ。この2つのアドバイスは、言ってみれば素直に文章を味わい楽しむという普段している「読み方」では無くて、「斜に構えて」読んだほうが文章の意図する所や疑問点をハッキリと見つけやすいということを言っているように思われる。つまり受験戦争が加熱し続ける中、のほほんと「読書」してるようでは良い点数は取れないぞ、と言うことらしい。こうした読書法は、シニア世代からして見れば「面白うてやがて悲しき読書かな」である(笑)