ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

電気自動車が10万台突破!国もマスコミも知らぬふりしてるそのワケ。

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つい8年前に始まった電気自動車EVがものすごい勢いで販売台数を伸ばしていることをご存知だろうか。すでに昨年度で累計10万台を突破し、今年中には15万台を超えることが予想されている。世界的にも日本国内でもEV車販売台数トップを誇る日産リーフは、今年に入ってわずか2ヶ月で1万2000台を受注し、4月時点での累計販売台数は10万台を超えている。EV車とガソリン車の維持費を10年間で比較して見た場合、EV車は燃料電気代・税金・保険の合計が70万円程度だがガソリン車は小型車でも10年間で200万円の維持費がかかる。その差は何と130万円。しかもEV車はエンジンがなくモーターが動力のため燃料を燃やさないので無公害の乗り物、これだけ良いことづくめなのに、EV車の販売台数が勢い良く伸びている事実がガソリン車のユーザーの耳にまで、なぜ届かないのだろうか。その理由は、自動車メーカーがEV車が普及してしまうと現在販売中のガソリン車の売上が落ちてしまうからだ。ガソリン車メーカーからの広告費で食べているテレビや新聞などのマスコミ各社もガソリン車のメーカーに遠慮してEV車の好調な売れ行きを消費者におおっぴらに伝えることに深謀遠慮しているのだ。挙げくにはEV車用の電気の充電スタンドがまだ普及してないから「電池切れが心配」があるなどとEV車購入をためらわせるような誤った情報さえ流しているありさまだ。道路の30kmおきに充電スタンドがあればEV車の「電気切れ」は起こらないとされているが、現在の充電スタンドはすでに26.5kmに1台の割で設置されている。その数は全国で3万基ありガソリンスタンド数32,000ヵ所とほぼ同じなのだ。ガソリン車のユーザー達はこの事実さえ知らされずに、相変わらず維持費の高いエンジン車の排気ガスを街中に撒き散らし続けているというわけだ。