ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

「私は犯人の同級生」にコロリと騙されたマスコミはSNSド素人ばかり。

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新潟女児殺害犯人の小林遼の同級生と名乗る偽アカウントがツィツター上に多数登場している。逮捕翌日の同級生を名乗るアカウントに対して、新聞では朝日・毎日、テレビではTBSの「あさチャン」、週刊誌ではフライデーなどがこの「ニセ情報」に飛びついて、取材交渉のリプライを行ったという。しかしネットに詳しいユーザーの間では、これは明らかな偽ツィートであることが前から知られており、取材交渉したマスコミ各社に対して「まだこんなのに騙されるんだ」「せめて名前を検索してから取材依頼しろよ」「ネットに詳しいやつをバイトでもいいから雇っておけよ、恥ずかしい」等々の書き込みが相次いだ。マスコミ各社はニュースの元になる取材源を見つけだすのが先ず重要な仕事のはずだが、一流と言われている新聞・テレビ・週刊誌の記者達がなぜこれほどカンタンに偽ツィートに騙されてしまうのか。ユーザー達からの書き込みにもあるように、彼らはSNSの世界では記者でありながらネット情報の世界にはズブの素人ばかりだからなのだ。新聞を始めテレビも雑誌もインターネット全盛の現代社会の中にあっては「時代遅れ」の媒体だ。そこで働く記者たちもやはりインターネット上の情報がホンモノであるかフェイクであるかを嗅ぎ分ける力を持っていない時代遅れの面々のようだ。「名前を検索してから取材依頼しろよ」というネット情報を取材する際の基本さえ理解できてないマスコミ各社の記者たち。一度偽ツィートを流し続けるツィツターを講師に招いて「ネット上のニセ情報を見破るイロハ」について学んだほうが良いのではないだろうか(笑)