ノーネクタイのMy Way

ネクタイを外したら、忙しかった時計の針の回転がゆっくりと回り始めて、草むらの虫の音や夕焼けの美しさ金木犀の香りなどにふと気付かされる人間らしい五感が戻ってきたような感じがします。「人間らしく生きようや人間なのだから」そんな想いを込めてMywayメッセージを日々綴って行こうと思っています。

いちごは4日に1度の農薬シャワー、あなたも食べてますか。

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アメリカの環境保護団体EWGがおこなった果物と野菜の残留農薬調査でもっとも農薬の残留量が多い果物のトップに昨年に引き続きいちごがランクインした。日本の場合はどうなのか調べてみたらやはり同じように農薬残留量ではいちごが堂々のトップであることがわかった。なぜ、いちごには農薬が残留しやすいのか?それは季節を問わず年中食べられるいちごを育てるためにひんぱんに農薬を散布しているからだ。実がなり始めて出荷するまでに長崎県の「さちおか」は65回、福岡県の「あまおう」は63回、栃木県の「とちおとめ」は52回も農薬散布が行われているというから驚きだ。いちごの生育期間が約240日で約60回の農薬散布、つまり4日に1度の農薬シャワーで育てられているいちご。その原因となっているのが「ハウス栽培」、ハウスの中は高温多湿の環境なため病害虫が発生しやすい環境のため農薬散布がひんぱんに行わざるを得ないのだという。日本産のいちごの残留農薬量は世界的にも知られていて輸入禁止にしている国も多いという。とりわけWHO世界保健機構が妊娠中の胎児への悪影響を指摘しEUでは禁止されている農薬成分「プロシミドン」や人間の脳や神経への影響が心配される「ネオニコチノイド系」の成分が今でも使われている日本産のいちご。「いや、人が口にするまでには農薬はどこかに消失している」という安易な考え方を真っ向から否定しているいちごの大量の農薬が残留したままの真っ赤なおいしそうないちご。その事実を知っても、あなたはこれからもいちごを食べ続けようと思いますか?